拾う神あり |
商売をしていて痛感するのは、 お客様は、 一番恐い上司であり、 最高の教師でもあり、 そしてピンチを救ってくれる友人だったりもします。 今日は、本当に浮き沈みの激しい日でした。 母の日セールの最中に、配送のエラーが発生し、 お客様の荷物が母の日の一週間前に到着してしまい、 この一年間でMAXのクレームにあいました。 懸命のお詫びも実らず(というか、お詫びの連絡の前に) 店舗の評価掲示板にごく自然に、この店で買い物をするな! という書き込みをいただきました。 ブランドの無い小規模店舗にとって、評判は命です。 致命傷とは行かないまでも、書き込みの最新欄に そういうコメントがある店で買おうという人は中々いないのです。 どげんしよう? と頭を抱えていたら、すぐに常連のお客さんが、 「このお店は誠実な商売をしています。ただ今忙しいのが心配です」 と最新の評価欄を上書きをしてくれました。 開店二番目に購入して以来、一年間うちを応援してきてくれた人でした。 顔が見えない、と思われがちなネットの商売は、 実は対面販売以上に個人と店舗との信頼関係に支えられています。 顔が見えない分、実に多くのお客様から、 直接は話しづらいような人生談をやり取りすることもあります。 そういう友人というか盟友のようなお客様達に支えられ、 今日も何とか生き延びることができました。 |
by yuheihosono
| 2008-05-05 02:44
| 日常
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