仕事探し日記2 |
友人のまゆかから、とてもいいコメントをいただいたので転記します。 そうそう、自由からの逃走、よくわかるわー。 ほんと、つらいよね。でもその苦しさの中から初めて見えてくることがあるし、 そうやって動き始めようと思っている時点で、 ゆーへいの中に何かクリアな芯みたいなものが 出来始めている証拠だと思います。 なんか矛盾しているかもしれないけれど、 パッションを持てるもの=仕事すべて、である必要もないと思うのね。 そう思っちゃうと余計つらくなることもあるような気もするし。 仕事の一部でも、プライベートの時間の中でも、 ちょっとした人との関係の中でも、なんであれ、 これが大切なんだって確信できるものがあれば、 それがちゃんと生きる力になるんだって、今は思います。 だからね、次やる仕事がもう自分の心に響きまくって! みたいな仕事じゃいけない、と思って自分を追い込めることはないと思うの。 もちろんそうなれば万々歳だけど、そうじゃなくても、 どこかに自分の心からの納得感があれば(頭の納得感はだめです)、 それでいいんだと思うのです。 うまく伝わればいいんだけど...ともかくゆーへいのこと応援しています。 つまり、まゆかがいっていることは、 仕事に情熱を持って生きることは大切だけれど、 壮大な事業へ身を投ずることだけが、 人生を生きる活力を与えてくれることではないということです。 周りの人との温かい人間関係を築くこととか、 趣味の世界に費やす時間とか、そういうものすべてから 人生はエネルギーをもらえるものだから、 壮大な夢と直ちにつながらなければ仕事でないと考えずに、 トライ&エラーで試してみなさいということなのだと思います。 実際、そのとおりだと思います。 壮大な夢をぶち上げて、そこに向かうまでのプランを作ることは 頭の中ではできるのだけど、所詮机上の空論に終わることが多いんだよね。 壮大なプラン作りに没頭して立ち止まるよりは、直感を信じて、 自分がとりあえず納得のいくことを次々と試行錯誤することのほうが 結果として、大きな成果を成し遂げたりするんだよね。 実際、マイクロソフト時代に読んだ、シリコンバレーの起業に関する 論文とかでも、立派な事業計画書を作る会社よりも、試行錯誤しながら 取り組んだ会社が最後に生き残るという、研究成果が出ていたように思います。 大まかに、自分はどうなりたくて、何のために今の仕事をしているのか を考えるのは大切だけど、立派な計画の立案とかにとらわれず、 ラフな方向性を示しながら、色々な人からアドバイスをもらって、 次のステップを踏み出してみたいなと思います。 僕の前の文章は、仕事原理主義みたいに、肩に力はいってたね。 まゆか、ナイスパス! |
by yuheihosono
| 2006-10-13 01:26
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