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2006年2月から4月で南極・南米を周りました。7大陸訪問達成!連絡先は以下でお願いします yuheihosono@hotmail.com
by yuheihosono
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南極・南米旅行記 第29日目 マチュピチュへの道

3月24日 ペルー・リマ→クスコ→アグアスカリエンテス

ペルーの首都リマから早朝の飛行機に乗るため空港に移動。
早朝から空港には日本人のツアー客だらけ。
とても南米にいるとは思えないぐらいである。

そして、空港にはなぜか取材陣がカメラのほう列を作っていた。
ペルーの大統領選挙戦の候補者らしく、背の高いすらっとした
おじさんが来るや否や、空港中の人達が一斉にその人に群がった。
南極・南米旅行記 第29日目 マチュピチュへの道_a0032888_23484193.jpg



インカ帝国の首都クスコは、ペルーの首都から飛行機で一時間ほどと近距離。
でも、標高は3400メートルあり、飛行機が到着するや否や、
呼吸が苦しくなる。

タクシーで町に入っていったのだが、見る見るうちに心臓の鼓動が早まる。
このままだと夜中に高山病になる恐れがある。

本当は今日一日このインカ帝国の首都を見る予定だったが、
すぐにここを離れ、マチュピチュのすぐ近くにあり、標高が2700メートルと
クスコより700メートルぐらい低いアグアスカリエンテスに移動することにした。

普通列車での移動をするのだが、すでに出発してしまっていたので、
地元民とともに乗り合い式の小型バンで移動。

これがよかった。

アルゼンチン・ブラジルは白人や黒人の血を強く受け継ぐ人々だったのだが、
このペルーはインディヘナと呼ばれるインディオの末裔であり、
民族色あふれる人々ばかり。
車内すし詰め状態のインディオの末裔達の中に混じる、極東の青年一名。
ものすごくじろじろ見られたけど、こちらもじろじろ観察。
これぞ、異文化との出会い。
まさに旅に来た、と言う感じ。

そして、クスコから一歩でた田舎の風景は、本当にすばらしい。
山々は色々な花々が咲き乱れて、モンゴルの草原よりも更に青々とした
草原がどこまでも続いている。その草むらの間でインディヘナの子供達が
民族衣装を着て遊びまわっている。
まるで天国のような風景。。。

いつの日か、レンタカーを借りて自らの手で走りぬこう。
そう、心の中で誓った。

乗り合いバスは、マチュピチュへ向かう途中の村に到着した。
この町はオリャンタイタンボという、インカ帝国の要塞がある村で、
今もインカの末裔達が暮らす村である。


ここの電話交換所でインカ族の女の子から声をかけられた。
メル友になって欲しいと言うので、MSNメッセンジャーのアドレス交換した。
(あくまでも、俺から言ったんじゃないよ)
それにしても、技術の拡散はすさまじい。
インカ族とMSNメッセンジャー、、、想像もつかない組み合わせだ。
よもや、インカの末裔とメル友になるとは思わんかった。
南極・南米旅行記 第29日目 マチュピチュへの道_a0032888_23463158.jpg


さらに、村のはずれにネットカフェを発見。
中に入ると、なんと、インカの小学生達がネットゲームで遊んでる。
もはや、世界に辺境はないのか???
南極・南米旅行記 第29日目 マチュピチュへの道_a0032888_23464352.jpg


夜、このオリャンタイタンボからマチュピチュへと向かう列車に飛び乗った。
そして、深夜にマチュピチュの麓の温泉町、アグアスカリエンテスに到着。

明日は、この町からさらに山一つ超えたマチュピチュへアタックである。
by yuheihosono | 2006-07-18 23:49 | 南極・南米旅行記
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