excitemusic

2006年2月から4月で南極・南米を周りました。7大陸訪問達成!連絡先は以下でお願いします yuheihosono@hotmail.com
by yuheihosono
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
検索
タグ
(1)
(1)
(1)
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


タグ:南極 ( 1 ) タグの人気記事

南極・南米周遊記 第12日目 南極レクチャー

<2006年3月6日@ドレーク海峡>
a0032888_9292272.jpg


本日は基本的に一日南極に向けての航海である。

南極に向かうクルーズ船では、到着までの2日ほどの
時間を利用して、午前・午後の2回南極に関するレクチャーが
開かれる。

それは、南極の生態系の話だったり、環境の話だったり、冒険史
だったりするのだが、一番のお気に入り、というか唯一出席したのは
プロカメラマンによる南極での撮影についてのレクチャーである。

講師は学校で(多分大学)で写真を教えているらしく、
カメラの構造から写真を印象的にとる方法まで非常に分かりやすく教えてくれた。

非常に基本的なレベルの撮影方法から、南極でのペンギンの撮影の方法・
流氷の撮影の方法まで非常に中身の濃い授業が開かれた。

彼のようなプロフェッショナルが乗船していて逐次レッスンを受けるということは、
日本に帰って写真のコースを取ることを考えると、使いようによっては
価格以上の価値を生み出せる良いコースなのだなと思う。

何より、彼の教えで非常にうれしかったのは、
自分が写真を撮るする上で常に心がけている二つのことに言及してくれたこと。

「写真で最も大切なのは、情熱なのである。
見るものに何かを伝えようとする思いが伝わってくる写真、
それが良い写真なのだ」

「写真を撮るのも大事だが、自分たちがどれほどすばらしいところに
いるのかを覚えておいて欲しい。ファインダーを覗くことよりもまず自らの目
にしっかり風景を焼き付けることが大切なのだ。

写真とはまず自らの心の中に深い感動が呼び起こされ、
そしてそれをどうしても伝えたいと思った時に撮った写真というものが、
本当にすばらしい出来栄えとなって出てくる。

でも、つくづく思うのは、まず自分の心にすばらしい風景を
焼き付けることが大切なのだ。

なぜなら、ファインダーが映し出せるものというのは
本当に自分が見て感動しているもののごく一部でしかないからだ。

ファイダーに映し出されない外側の風景、匂い・風の音・
太陽の暑さ・人々の歓声。。。

それらをまず自らの心で受け止め、そこから生まれてくる感動を
伝えるためにファイダーを覗き、風景を切り取る作業が本当に
すばらしいものになるのだと思う。

以前、世界三大滝の一つビクトリアフォールズの軽量飛行機でとんだとき、
滝の上に巨大な虹が姿を現した。

急いで写真を撮ろうとしたのだが、どうしてもカメラのピントが合わず
シャッターが下りない。

色々四苦八苦したが、ふと我に返ってみた、、
自分はこのシャッターがおりないことに四苦八苦して、

この風景を心に留めるチャンスを失うということは、
あまりにも本末転倒でばかばかしいことなのではないか?とふと気づいた。

そのとき以来、つねに旅先で新たな風景と出会うたびに、
まずその出会いに感謝し、湧き上がる感動を受け止めることを
大切にしている。

その感動をどうすれば最大限に伝えられるかを考えるのは、
やはり、その後の作業なのである。

これから訪れるところは、おそらく僕の見た中でも
最良の風景が広がっているだろう。

ファイダーの外に広がる感動の世界を心の窓を全開に開け放って
受け止めよう、そして湧き上がる感動を一枚一枚丹念に切り取っていこう。

そしてそれが誰かの人生に感動をもたらし、
生きる活力と旅への情熱を燃やすことにつながればこれ以上幸せなことはない。
[PR]
by yuheihosono | 2006-07-08 10:18 | 南極・南米旅行記