ヨーロッパ周遊旅行記 第五日目 夜のベニス |
2006年8月11日 イタリア・ベニス イタリアの天気予報というのは、徹底的に当たらない。 イタリア到着以来、本当なら連日雨のはずなのだが、 雨雲が出て10分程度降ったかと思えば、すぐに快晴になる。 まあ、晴れてくれるに越したことないので、全然いいんだけどね。 今日もベニスの中心部であるサンマルコ広場に行ってみた。 昨晩降った雨の影響か、高潮の発生か知らないが、 広場が水浸しになっている。 ベネチア共和国の栄光の象徴、ナポレオンが世界で最も美しい広場 とまで言った広場が、普通に半分水没しているのである。。。 でも、これはすでに日常的な風景になっているようで、 別に誰も復旧作業にはあたってない。 むしろ今晩行われるコンサートの音響準備ばかりが進んでいる。 重低音の音響チェックが響くたびに、数千羽はいるであろう 鳩の群れの一部が一斉に空に飛び立つ。 まるでオリンピックの開会式か、古の共和国の戴冠式か、 FF12のオープニングデモビデオを髣髴とさせる壮観な風景である。。。 でも、あまりの鳩の多さに地上は歩くのに支障がでるくらいで、 鳩の落し物の数もすごい。。。 にもかかわらず、鳩の餌とか広場で公然と売っている。。。 鳩の糞が発するアンモニアで世界遺産の広場の大理石が 溶けているのに、鳩を増やす試みをしているのはいかがかと思う、、、 でも、まあ、イタリア人だからアバウトでいいのかな? (←だめだよ!) 天気がやや曇りがちだし、洪水で風景が台無しなので、今日は イタリア名物のパパラッチになってみることにした。 プレイボーイで有名な国であるが、女性のレベルもワールドカップを制覇 できるぐらいすごい。 飯はうまいし、観光地多いし、シエスタで仕事はしないし、美女がおおい。 いや、ぜひ来世はイタリア人に生まれたい。 (注:右の方ではありません。あせってピントがお母さんに合ってしまいました) 夜、ベニスの街を歩いてみた。 昼とは違って、運河にはほとんど船が出ていない。 でも、そんな中、ひとつの細い運河を、黒人の男性と白人の女性の カップルを乗せた手漕ぎ舟が下っているのが見えた。 二人の前には一輪の黄色いバラが飾られていて、 見ているほうがどきどきしてしまうぐらい 実にロマンティックな雰囲気でした。。。 いや、本当にあれ以上の演出はないね。勉強になりました。 |
by yuheihosono
| 2006-08-12 08:00
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