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2006年2月から4月で南極・南米を周りました。7大陸訪問達成!連絡先は以下でお願いします yuheihosono@hotmail.com
by yuheihosono
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南極・南米旅行記 第41日目 最終日・イグアス上空フライト

4月6日 アルゼンチン・イグアス→ブエノスアイレス→アメリカ・ニューヨーク

2月末から続いてきた旅もとうとう最終日を迎えることになった。
昼過ぎのフライトに乗るため、
余裕の3時間前に空港に到着。飛行場でネットをする。

が、イグアスを去る前にどうしても心残りとなっていることがあった。
昨日イグアスの滝が一日中曇っていたので、
晴天の下でのイグアスの滝の撮影が出来ていないのである。

旅の最後の思い出にイグアスの滝を空中から撮影して見たい、
と思ってしまった。

チェックインしているにも関わらず、空港にいる観光業者を捕まえ、
ヘリの飛行場までタクシーの手配をしてもらう。
フライトまでの時間は、後2時間。ヘリポートまでは片道30分。
フライトは15分。
全てが順調に行って戻ってきても、フライト45分前。
ぎりぎりである。
しかも、フライトは他に2人飛ぶ人間がこないと
余剰金を払わなければ飛ばない。

他にのりたいという乗客がヘリポートに待機していない限り、フライトが
成り立たない。

どう考えても無謀だった。

でも、何とかなるという理由のつかない確信があった。
人生、強く望めば何でもかなう、という旅を通して体験してきた不思議な直感。
タクシーの運転手に車を飛ばさせた。

飛行場につくと、やはりそんな都合よくフライト待ちしている人間はいない。
刻々と迫る時間。
もうタイムアップだと思った瞬間にヘリポートに2人組の中年カップルが来た。

天はまだ私を見放していなかった。

ヘリコプターに飛び乗った。
a0032888_21533712.jpg


イグアスの上空までわずか5-6分。
地平線まで続く緑の大地を一直線に河が切り裂き、
突然大地の裂け目が現れた。

すばらしい光景だった。

下から間近に見る滝もすばらしいが、
イグアスの本当の全景を捕らえるには、ヘリに乗る以外には無い。

ヘリの中からの撮影は体が自由に動かせるわけではないので、非常に難しい。
が、一瞬のチャンスを捉え、壮大なイグアスの滝を撮影。
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滝の上空に虹がかかった。
a0032888_21553241.jpg


旅の最後の思い出をイグアスが与えてくれた気がした。

フライト後、タクシーの運転手はエンジンを入れて待ち構えていた。
ダッシュで飛び乗り、空港に向かった。
絶対間に合うと信じていた。

なぜなら僕のチェックインは一番初めだったから
荷物は飛行機の中央部につまれてしまっている。

僕をキャンセルさせるには荷物を一番奥から
詰め替えなければならないのである。。

到着はフライト2分前。
タクシーの運転手は胸のところでクロスを切って僕を送り出してくれた。

カウンターでは全員俺のことを待ち構えていた。
やっぱり、みんな怒ってる。
いいじゃん、いつも遅れてばっかりなんだから、と内心思いつつ、
ごめんなさーい!
と明るく謝って飛行機に飛び乗った。

目指すは、ブエノスアイレス経由、アメリカ大陸。
かつて1年を過ごした、世界で一番美しい秋がある土地、
アメリカ合衆国・バーモント州。

そこで、ある世界的な企業の副社長のお宅にホームステイ予定。
我が師匠となる方と、人生について語り、次の道を考えてみます。

ここで、世界の辺境の旅は一旦お終い。
この後のバーモントの旅も、どきどきだったのだけれど、
それはまた次の機会に。

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世界は、やはりどこまでも広く・多様で・美しい。
40日間の膨大な体験を要約するとただそれだけなのだけれど、
世界7大陸を旅して、改めてその思いを強くしました。

そして、この体験は自分の中だけで留めたくなかったので、
この世界の美しさ・厳しさ・多様さから受けた感動を、
文章と写真で一生懸命、記録として残してみました。

でも、伝えようとしといて言うのもなんですが、
絶対に伝わりきれてません。

世界が時折見せてくれる、美しさ・荘厳さにたいする深い感動は、
人間の五感のみならず、その場所にたどり着くまでの無数の苦労や喜び、
出会いの物語と共につむぎだされるものだからです。

この数年でインターネット上で手に入る世界の辺境の情報は劇的に
増えました。
2002年に南部アフリカを旅行した際には全く情報が手に入らず、
海外のサイトを総動員して、かろうじて旅行に必要な情報をそろえて
いました。

それが今や、どんな世界の僻地でも、ネットで手に入らない
情報や写真はなくなってしまったといっても言いぐらいです。

まして、ラブワゴンの登場が登場したことにより、
世界の辺境は、ものすごく身近に感じられるようになりました(笑)

でも、どんなにバーチャルな情報が増えて世界を知ることが
できるように思えても、やはりそれは他人のフィルタリングが
入った情報でしかなく、自らの五感すべてを動員して感じる
感動の深みとは、全く異なるものなのだと思います。

だから、この旅の記録は、誰かが自ら南米・南極の辺境へと
足を運ぶための、きっかけであってくれればいいなと思います。

将来のこの大地への旅がどんなものになるかは分かりませんが、
私の文章と写真とは比較にならない美しさ・荘厳さ、そして感動が
待っている事だけは保証できます。

それでは、皆さんの旅が素敵なものになりますように。

ご愛読ありがとうございました。
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by yuheihosono | 2006-07-22 18:51 | 南極・南米旅行記
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