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2006年2月から4月で南極・南米を周りました。7大陸訪問達成!連絡先は以下でお願いします yuheihosono@hotmail.com
by yuheihosono
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何を持って医療過誤とするのか?

土曜日以来4日間連続のお見舞い。
朝一番に酸素供給用の機器に目をやると、酸素濃度が昨日の90%から
100%に戻っているのを確認。この時点で、状況の悪化を悟る。
午後に医師からの説明があり、過去3日間のレントゲンを並べてみるが、肺の部分の曇りが
日曜日から火曜日にかけて明らかに進行しているのが一目瞭然で分かる。
肺の機能低下が心臓への負担増加につながり、心停止にいつでもなりうるとの事。

僕はすでに最終的な覚悟は出来ていたので比較的冷静に医師の説明を受け止めていたが、
比較的希望を持って事態を見守ってきた親族達は絶句していた。胆管結石で入院したのに肺炎で瀕死になっている現状に対して、母を含めた親族達は病院の管理体制の不備が原因であるとして不満が爆発寸前であった。
特に我が母は納得がいかないらしく、あからさまに医師に食って掛かってしまっている。

母の気持ちは分かるが、賢明ではない行為である。
仮に今回の過程で何らかの医療過誤があったとしても、祖母が現在の病院から動かせず、我々家族が出来ることがほぼ無い以上、我々家族が祖母のために出来るベストとは、医師と看護婦さんが祖母に対して最善の治療が行える環境を整えることである。
すなわち、僕らが医師と看護婦が彼らの最善を行っていると信じ、それを彼らに伝え、彼らがさながら私の祖母を自分の祖母と思って治療をおこなえる状況を作り出すことである。医師を非難したところで、せいぜい医療訴訟を起されないために、情報開示の制限やカルテの改竄が起きるのが関の山である。

医療が人によってなされる行為である以上、過誤の無い医療などありえない。刻一刻と悪化する病状の中で、医師も看護婦も彼らが信じるベストの判断を下していかねばならないのである。
家族ができるベストとは、入院前にベストの病院と医師を選別し、彼らに自分の愛する人を託すところまでである。そして、一度託したならば、彼らを精一杯信じ、彼らのベストを引き出すことである。明確な注意義務違反は別として、自分が委ねた医師たちがベストを尽くした上で、なおエラーが出たとするなら、それは天命として受け入れたい。所詮、人に出来るのは、人事を尽くす段階までなのである。

むしろ、無力な自分に代わり、今祖母の命を支えくれているのは彼ら医師と看護婦なのである。
その事実に心から感謝。どうか、私の大切な祖母を、最期までよろしくお願いします。
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by yuheihosono | 2006-05-24 00:10 | 日常
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